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寺田信哉

ウレタンフォームへの印刷加工


柔らかなウレタンフォームへの印刷加工です。


2mm厚のペラペラの腰のない薄い素材のため、

多色を印刷する場合は伸び縮みの問題がでてきますので

スピード勝負のところがあります。


その日のうちに印刷を終了させることが重要で、

できればロットを少なめにしてまとめていく印刷になります。


今回の依頼は90枚と少なめのため、

午後の内に印刷を仕上げることができました。


印刷面積の少ない版<黒>を先に印刷します。

2c目は半分くらいの面積を印刷する<赤>なので

印刷後に材料が伸びてしまうため注意が必要です。





乾燥は扇風機のみの風で急いで乾燥、

温風は材料を伸ばすことがあるので不可です。


乾燥ラックも巾厚の広い25段タイプを使用します。


乾燥中に印刷部分が盛り上がることがあり、

巾の薄い50段のタイプでは上側と接触してしまうため、

厚めの25段のタイプを使用しています。




使用しているインキは油性のナイロン生地などへ印刷するタイプです。


ビニール系などのインキは、

乾燥すると粉のような状態で取れてしまいますが、

このインキは粘り強く素材へ食いつきますので

しっかりと密着してくれるため擦れには強いですね。


いろんな素材へ印刷可能な万能インキですので、

インキで困ったときには一度試してみることにしています。


難点はインキの単価が高いことです。

ビニールインキに比べると約2倍程度のコストです。


印刷見積にはインキの単価を考慮して計算する必要ありです。


小ロットでも印刷させて頂きますのでぜひお問合せ下さい。

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シルクスクリーン印刷、名入れ印刷加工、風呂敷、エコバックなど♪

お問合せは<(有)寺田スクリーン>へ、特急にてご返信致します。

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